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 ヘタレたオッパの電脳ちっくモバイル日記!なのかもしれない(ё_ё)。が、How toものでないのは確かなり。

今日もヘタレは平常運転(ΘΘ)ρ

   

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ヘタレがデジタル音源にみざめた日

ヘタレはその昔、かなりオーディオにこっていたといって良いと思う。
その頃のヘタレはかなりのジャズ好きで、それを心地よく聞きたいというの願望が強かった。
で、レコード再生においてジャズが最善の状態で聴ける環境作りをしていたわけです。
当時の全収入を投下したといって良いくらいでした。
オーディオって入り口(レコードプレーヤ)から出口(スピーカー)まで全てが高級でないと最善の音が鳴りません。
1つでも弱いところが有ると必ずそこにレベルが有っちゃうですよ。
まぁ、例えばスカイラインGTRに軽自動車のタイヤを履かせてるようなもので、そのエンジン特性もシャシ性能も意味のないものになっちゃうんですね。

CDなんてものがこの世に発売されても全く興味なし^_^;
趣もないし、レーベルも小さいし、、、レコードに針を落とすわくわく感もないし、、
ところがある日のこと、晴天の霹靂とも言える事が起こったのです。

ある年のある時、ソニーから本格CDラジカセが発売されました。
10万円くらいだったと記憶します。
それ以前のCDラジカセって、、、タダ鳴ってるだけでとても音楽を音質を保ちつつ楽しめるものではありませんでした(当社比)。
しかし、そのラジカセは結構なクオリティを持つものでこれなら良いかな?
って思ったのであります。
何によろしかと思ったかというと・・・・・・
ながら音楽とか、チョッと聞きに便利じゃないかとね。
そう、以前から、、床に入って本を読みながら音楽を聴く、、、で、そのまま寝ちゃうとか・・・・・
彼女が家に来て、、一緒に語らったり、、お酒飲んだり、、、チョメチョメしたり・・・・^_^;
まぁ、そうしたバックグランドミュージック再生にも欲しいなと思ってたんです。
これをレコードのみでやろうと思うと結構大変でして(金が無くてカセットデッキが買えなかった、欲しいデッキは30万くらいしたからね)。。。。。
なにせレコードの出し入れからしてCDより面倒ですし、針の上げ下ろしもあります。
当時使っていたレコードプレーヤはフタもないから、、、使い始めと終わりには色々儀式が必要だったんです。
って事で、、、速攻買い求め、イージーリスニングやフュージョン・ヒット曲なんかの再生に使って満足していました。

こうして、、、、レコードジャズ再生とCDによるライトミュージック(当社比)再生としてしばしの間はレコードとCDが共存する生活をしていたのですが・・・・・
ある日これが一変する事になります。

ヘタレはジャズの中でも特にマイルス・デイビスが好きでした。
彼の復帰作となった「ザ・マン・ウィズ・ダ・ホーン」なんてレコードは国内盤・アメリカ版・マスター版・予備のアメリカ版と同じタイトルを4枚も所蔵してました。
で、、とある日このザ・マン・ウィズ・ダ・ホーンのCDが発売されたのであります(当時は3千円以上したね)。
家に帰り早速これをソニーCDラジカセにかけると・・・・・・
まさにその瞬間に晴天の霹靂がおこったのです。
あろう事かそこからは聞いた事無い微細なパーカッションのリズムが刻まれていたのです。

え!!!これ何よ!!!????
もう~これは吃驚仰天天変地異です。
8万円もするレコード針で(デンオン)、2万円もすれるレコード針シェルで、13万円もするレコードアームで(オーディオクラフト)、50万円もするレコードプレーヤで(デンオン)もっても再生されないのです。
もうこれは驚愕といってまさにしかるべし。
この事実を知った時に、今までヘタレはミュージシャンが放ったメッセージを聴き逃していた!!
っていう事実に愕然としたのであります。
当時のヘタレ脳内としては、ミュージシャンの放った音が再生されないなどもってのほか!!!
それにそのパーカッションの音で全体のイメージがまるで違う!!

こうして・・・・
デジタル音源のすばらしさ目覚めて・・・・・・
全てのオーディオ機材をCDに合わせるために、、、お布施が続いたのでありました。(;´д`)トホホ
だってね、、、今まで買いそろえたレコードもCD版に買えなくちゃならないんですからね。
レコードの買い換えだけでも70万円くらいのお金がかかりましたとさ(ΘΘ)ρ

※そうはいっても
ジャズっていう年代物は、レコーディングの段階でデジタル録音されていたわけではありません。
概ね大所がデジタルでレコーディングするようになったのは25年くらい前からじゃないかと思います。
従って当時において(今もって古い音源には同じ事が言えますが)CD版だからといってレコードよりも必ずしも音源として優れていたわけではなかったです。

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意外ですね(・_・)

  • by かめ吉
  • 2008/11/02(Sun)22:32
  • Edit
音好きの人はデジタルを毛嫌いする人が多いんですけどね。意外です。ヘタレさんの融通無碍なところの現れでしょうか?

理屈から言うと、昔のアナログレコードは明らかに音が悪いんです。ノイズとクロストークがどうしてもデジタルに負けます。でも、その真の音以外の部分に、雰囲気を感じてしまうんですよね。この辺りは好みの問題で、善し悪しではないんですね。

CDは44.1kHzでサンプリングされていますが、学問的にサンプリング周波数の半分の周波数までしか回復できないんです。なのでCDの再生系はスピーカーを含めて22kHzまでの再現能力があれば充分なはずなんですが、実際には30kHz程度まで再生した方が良い音に聞こえるらしいです。

学問上は22kHzを超える周波数の音は偽物、すなわち雑音です。でもこの雑音に音の良さを感じるらしいです。難しいですよね。

その辺が技術の進歩じゃろうと、、

  • by Hetare
  • 2008/11/02(Sun)23:24
  • Edit
かめ吉さま:
私って、、、あんまり1つの事にこだわらないな。
結局CDに関しては2つの事が言えると思う。
両方とも主観ですけどね。
1:チャンネルセパレートの問題
まぁ、かめ吉さんには言わずもがなですが、レコード針は1本で2ch(あるいはそれ以上もあったね)を再生しないといけない。
そうなると、特に低音再生と同時進行する高音のチャンネルセパレートが劣悪になってきます。
するとセパレーションと同時に微細な高音はかき消されると。
音楽のレコーディング時には左右チャンネルが別々に録音されてもレコードとなると1本の溝にデータを刻み込まないといけないと。
この事はレコード盤の宿命であって避けようがないわけです。
ヘタレは非常に原音にこだわりました。
ここでいう原音とは一般的に言う「元の音」という意味ではなく、プリアンプとかイコライザとか余計なアンプがパワーアンプに音源が至る過程で色づけしちゃうのを嫌いました、そういう意味での原音です。
なので、レコードプレーヤからパワーアンプまでもフォノアンプのみを介在させました。
まぁつまるところ・・・・・
CDでは鳴っている音がレコード盤だと鳴らないっていう事が驚愕だったわけです。
この点で、すでに原音とは差違が生じてるわけですね。
それが許せなかったと。。

2:CDの音質について
確かに、、、CDが出始めた頃に興味を持ってオーディオ屋さんに通いました。
で、それに対する印象はかめ吉さんのおっしゃるようで、とても音楽として楽しむって感じのものではありませんでした。
ディティールだけはしっかりしてますがウスッペラというのか、暖かみがないというのか、奥行きがないというのか。。
この辺はジャズ楽器に吹奏楽器が多いため致命的でとてもとてもお相手に出来ないというのが最初の印象でした。
が、それから数年。。。
ラジカセを買って驚いて腰抜かして、、、
で、オーディオ屋さんに行ったらかなりまともな音楽になってましたね。
おそらくレコーディングスタジオやマスタリングスタジオ屋さんが経験を積んでCDでも心地よく音楽が聴けるように作る技術を得たのではないかと思います。

最後ですが、、、、
このヘタレオーディオシステムは、、、、
それはもう、夢のように最悪に・・・・・
お手軽録音(売れるか売れないかも分からない新人歌手のCDとか)したCDは最悪の聴くに堪えないおぞましい音を聞かせてくれます(;´д`)トホホ

まぁね、理屈でいえば高音側も低音側もアナログの方が再生帯域は広かったと思います。
私も結構理屈はこねますが、、最後は人間さまの五感で感じるものを優先したいと思っています。

誤解

  • by かめ吉
  • 2008/11/03(Mon)00:27
  • Edit
アナログよりデジタルの方が性能が良いと思いこんでいる人が多いですよね。デジタルもアナログ回路の上で成り立っているので、アナログを超えることは決して出来ないんですが。

ただ、アナログ-アナログ変換では信号が必ず劣化するのにデジタル-デジタル変換では信号が劣化しないので、デジタルはコピーに強いだけなんですが、製作からユーザーの手に届くまでの変換の連続を考えると、デジタルの方が原音を維持する率が高いということになるんですよね。

CDの音が良くなったのは、多分再生側がデータ補完をしてサンプリング周波数を擬似的に倍(もっとかも)にする技術が進んだからだと思います。

かめ吉の屁理屈感性だと補完=偽造なので、補完で生まれた音は「ノイズ」だと思うんですが、聞く人にとっては確実に良い音になるそうです。

おっと、「デジタル-デジタル変換は劣化しない」と書きましたが、「正しくデータを扱った場合」という条件付きです。これが結構いい加減なんですよね。アナログ-アナログの方がましだということも珍しくないです。この辺の愚痴は酒を飲んだ時にでも(^_^;)

はいはい、、、

  • by Hetare
  • 2008/11/03(Mon)00:35
  • Edit
かめ吉さま:
今夜は楽しいトークができました。
仰るとおりでデジタルって所詮はアナログの置き換えですからね。
デジタル>アナログ構図で一番面白かったのは、、、
PC98(DOS)時代にアナログディスプレイよりデジタルディスプレイの方が性能優秀だと思っていた一般人が多かったですね。
あれの説明にはまいったね。
デジタル=高性能ってイメージが当時からあったよね。

こうやって、、たまには遊びに来てちょうだい(ΘΘ)ρ

念のため

  • by かめ吉
  • 2008/11/03(Mon)19:07
  • Edit
長々と色々書きましたが、かめ吉が釈迦に説法をするはずもなく、このやりとりを読んでいる人相手にしゃべってる感じです。よこでヘタレさんが相づちを打っている図ですね。

念のため(^_^)

わかってまんがな

  • by Hetare
  • 2008/11/03(Mon)19:33
  • Edit
かめ吉さま:
うんうん、会話です会話。
そう、たわいのない(^_^)b

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